チキン大好き沖縄県民に長年愛され続けるチキンの丸焼専門店 こけこっこハウス(宜野湾市神山)

チキン大好き沖縄県民に長年愛され続けるチキンの丸焼専門店 こけこっこハウス(宜野湾市神山)

実は沖縄は某大型フライドチキンチェーン店舗数が全国ナンバーワン!というのも、親戚や友人の家に行くときに手土産に持って行ったり、卒業式のお祝いでチキンを食べたりと、人が多く集まるときにチキンを食べるという習慣が昔からあります。本州には無い沖縄独特のこの習慣は戦後のアメリカ文化の影響を受けて生まれたと考えられ、小さな子供からおじぃおばぁまで、沖縄県民はチキンが大好きです。

また最近コンビニでは沖縄限定のフライドチキンが大ヒット!スーパーマーケットでも必ずと言っていいほどチキンドラムが販売されているほどです。沖縄の人々にとってチキンは、クリスマスなどの特別な日だけじゃなく、日常的に食卓に上がる身近な料理なのです。

創業30年余りの老舗チキン丸焼専門店「こけこっこハウス」。店名の「こけこっこ」は日本語で鶏の鳴き声なので、なんだかチャーミングな店名です。目印はニンニクのイラストが描かれたオレンジ色の看板。なぜニンニクなのかと言うと、丸鶏の中に粗びきのゴロゴロとしたニンニクが1玉分たっぷり詰まっているからです。これが香ばしくてやみつきになる美味しさなのです。

大自然の中で育った県産やんばるハーブ若鶏がこだわり

大自然の中で育った県産やんばるハーブ若鶏がこだわり

やんばる(本島北部)の綺麗な空気と豊かな緑に囲まれた場所にある指定農場で、やんばるハーブ若鶏はのびのび大切に育てられています。より安全でヘルシーな鶏の育成のために、オレガノやガーリック、ジンジャーなどのハーブを配合した飼料を使用。バランスの取れたジューシーな味わいが楽しめます。クセがなく優しい味わいのチキンに、黒コショウのピリッとした辛さがいいアクセント。味も香りもジューシーさも抜群で、ニンニクの香ばしさが食欲をそそる逸品です。

主婦の方がご飯のおかずに、仕事帰りのサラリーマンがビールのおつまみに買っていきます。「こけこっこハウス」は観光の方にも嬉しいイートイン&持ち込みOK。近くのスーパーやコンビニでご飯やパン、ドリンクを買ってきてゆっくり食べることもできます。もちろんテイクアウトも可能なのでドライブ途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

母から引き継いだ店と味をこれからも守り続ける

母から引き継いだ店と味をこれからも守り続ける

池原さん(写真左)のお母さんが約30年前にオープンさせた「こけっここハウス」。現在、池原さんのお母さんは現役を退いていますが、学生の頃からお店を手伝いノウハウを養っていた池原さんが今は経営から仕入れ、味付けなど、お店の全てを任されています。

地元の方は、お誕生日やお祝いのお返しに購入する人が多く、基地に住んでいるアメリカ人からも好評です。また出演したテレビ番組やSNSを見て、本州から訪れる観光客の方も多いそうです。池原さんは「地元の味を懐かしんで県外から注文をしてくれたり、県外にいる子供のために親御さんが送ってあげたりしています」と嬉しそうに語ってくれました。

常連さんは丸鶏の中のニンニクをご飯にかけて食べたり、ご飯と炒めてチャーハンにしたり、残った鶏ガラから出汁を取ってスープにしたり、オリジナルの食べ方も楽しんでいるそうです。もし機会があったら、ぜひ試してみてくださいね。

こけこっこハウス

所在地沖縄県宜野湾市神山1-3-7(旧 愛知578-1)
営業時間11:00~20:00
定休日月曜
電話098-892-1600
URLhttps://peraichi.com/landing_pages/view/kokekokko
駐車場あり 場所:店舗横に3台