グルテンフリーのヘルシーな玄米ドーナツはいかが?焼きドーナツHYGGE(ヒュッゲ)(宜野湾市大山)

グルテンフリーのヘルシーな玄米ドーナツはいかが?焼きドーナツHYGGE(ヒュッゲ)(宜野湾市大山)

40歳で初めてお父さんになった。
毎日子どもと一緒に過ごす時間はとても大切で愛おしく、日々の成長は何よりの楽しみだ。
ある時、子どものころドーナツが大好きだったことを思い出した。
記憶の中の僕は笑顔だ。
目を三日月にして、ニコニコ笑う息子を見たくって生まれて初めてドーナツを作ってみた。
そして、わかったことがたくさんあった。
「こんなに砂糖が入ってたの?」「こんなにいろんなものを入れないといけないの?」僕が初めて作ったドーナツを食べた息子がくれたひと言。
「パパ〜、パパの作ったドーナツおいしいねっ!」。
「おいしい」は魔法の言葉。
食べた彼だけでなく、作った僕も幸せにしてくれた。
その時、僕は思った。「お父さんだってできる!」もっとおいしく、できたら砂糖は少なめで。
使う素材はシンプルに、できるだけ安心なものを。
そうして、僕が息子に食べてもらいたい素朴な焼きドーナツができ上がりました。
焼きドーナツHYGGEのフライヤーには、こんな素敵なエピソードが綴られています。
子どもの隣に描かれたロゴマークは、手をつないでいるお父さんとお母さん、息子さんを表しているそうです。

宜野湾市大山、国道58号線沿いにある輸入スーパー「jimmy」のすぐ裏手、パイプライン沿いに佇む焼きドーナツ「HYGGE」。
手にまあるいドーナツを持ったボーヤの看板が目印です。
お店の前で、3本のコーヒーの木が出迎えてくれます。
店の前に1台分の駐車スペースがあります。

笑顔の店主、石田環(めぐる)さんは、グラフィックデザイナーとしても活動中です。
お店の内装やロゴ、フライヤー、ポップなどはすべて石田さんのデザイン。
「HYGGE」とは、「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」というニュアンスのデンマーク語で、北欧を旅する中で学んだ石田さんお気に入りの言葉だそうです。

できるだけ体に優しくておいしいドーナツを

できるだけ体に優しくておいしいドーナツを

油で揚げない焼きドーナツは、常時6〜7種類が店頭に並びます。
保存料は使わず、きび砂糖も極力控えています。
一番人気の玄米ドーナツ(240円・税込)は、玄米粉と、沖縄の離島、波照間島の無農薬のたかきびを使用しています。
玄米粉の風味がしっかりしているので、噛みしめるほどに甘みが増していきます。
お腹にもしっかりたまるとあって、毎日朝食用に買い求める人もいるそうです。
店名のHYGGEドーナツ(200円〜税込)は、小麦粉と全粒粉、玄米粉がベースになっていて、プレーンやクルミ、チェダーチーズ、クランベリー、チョコドーナツなどがあります。
小さな子どもが安心して食べられるドーナツを、と始めたHYGGEですが、アスリートやモデル、バレエアーティストなど、糖質が気になる大人の方にも喜ばれているようです。

店主がリラックスできる居心地の良い空間

店主がリラックスできる居心地の良い空間

「1日のほとんどを過ごすので、自分の好きなものだけを集めました」と、石田さん。
毎朝自分のためにコーヒーをいれる時間は至福のひと時。
ドリンクメニューは、コーヒー(380円・税込)の他にHYGGE特製バナナジュース(400円・税込)やバナナコーヒーシェイク(400円・税込)、期間限定の梅ソーダ(500円・税込)などがあります。

イートインも可能です。
天井が高く、シンプルな店内は撮影スポットにもなっています。
インスタグラムにアップしているお客さんも多いそう。

カウンターの背後に並んでいる器は、アラビアやグスタフスベリ、ゲフレなどの北欧雑貨。
フィンランドやスウェーデンの旅の途中で出合った思い出の器です。
コーヒー皿はドーナツ皿にも早変わり。

HYGGEで一番ちいさな常連さんのうーたんは、3歳にしてドーナツを2個ペロリとやっつけます。
「うーたんの子どもの頃の思い出のおやつになってくれたらうれしいな」と石田さん。

レコードが趣味という石田さんの生まれ年に製造された、サンスイのアンプやJBLのスピーカーからは、心地良いジャズが流れています。
旅の途中にちょっとひと息つきたい時、立ち寄ってみてはいかがですか?

焼きドーナツHYGGE(ヒュッゲ)

所在地沖縄県宜野湾市大山2-23-1
営業時間12:00ごろ〜18:00ごろ(売り切れ次第終了)
定休日日・月曜日
電話090-1947-0002
URLhttps://hyggeokinawa.shopinfo.jp/
駐車場あり(店舗前に1台)
備考★Instagram
https://www.instagram.com/hyggeokinawa/