肉付きの骨が主役!丼から溢れそうな骨汁は沖縄に来たらぜひ まかない家(宜野湾市真栄原)。
沖縄そばやチャンプルー、Aランチなど、沖縄には本州には無い独特のメニューが沢山あります。中でも隠れ人気メニューといえるのが「骨汁」。“骨付き肉”ではなくて、“肉付きの骨”が主役のインパクト大な汁物です。じっくり煮込んで旨みが溶け出したスープは絶品ですよ。
だいたい数量限定で、すぐ売り切れになってしまうお店が多いのも特徴です。というのも、沖縄そばのなどの出汁を取ったときに残った骨を使うから。しかし、「まかない家」は骨汁を作るために、厳選した県産豚の骨を煮込むので、通常の作り方のいわば逆バージョン。専門店なので、いつでも美味しい骨汁が味わえます。
店主のオススメの食べ方は、まずそのままの出汁の味を楽しみます。次はお好みで紅生姜・おろし生姜をトッピング。お肉は、お箸でほぐれるくらい柔らかいのですが、醍醐味として骨は手を使って、周りを気にせずにかぶりつくこと!味に変化を付けたい方は、卓上の辛味噌やコーレーグースを加えてピリ辛味のスープにアレンジしてみてください。最後の一滴まで、さらりと飲み干せる美味しさです。
創業約40年、自家製の久米島みそは、おばあちゃんから受け継いだ伝統の味。
元もとは店主の曾祖母が久米島で、家族だけで食べる用として味噌を作っていたそうです。それが美味しいと評判を呼び、味噌屋さんとして昭和54年にスタートしました。自慢の味噌は、米から蒸して麹菌をつけて約4、5ヵ月じっくり熟成させます。ほとんど機械は使わずに自然な製法で作り、沖縄の人の口に合わせて塩分控えめの優しい味わいに仕上げています。店内では久米島みその販売もしているので、自宅で味噌汁を再現することもできます。
その久米島みそがダイレクトに味わえる「味噌汁定食」も人気メニューです。本州で味噌汁といえば、おかずのお供として、ご飯茶碗と同じくらいの小さい器で提供されます。でも沖縄では、味噌汁=メインのおかず、しかも丼に盛られて、ポークや島豆腐、人参、もやしなど具沢山です。それを知らずに観光客の方が、味噌汁とおかず、ご飯を注文すると、凄い量の料理が出てきたという笑い話があるほど。初めて見た方がカルチャーショックをうけるのも頷けます。
昼は骨汁専門店、夜は居酒屋。食事をしながら、お酒も楽しめます。
骨汁も沖縄そばも味噌汁も全部食べたいなら「味噌すば(大)730円」。ご飯と小鉢、漬物がセットになった定食(大)830円や、「軟骨ソーキすば(大)700円」もあります。沖縄そばの麺は、店主がスープに合う麺を探してようやく見つけた、スープとの絡みが良いちぢれ麺。キムチや玉子などのトッピングをして自分流の味にできるのもユニークです。
居酒屋メニューは酒の肴にぴったりの逸品が豊富に揃っています。ポークの天ぷらや、チャンプルー料理、骨汁の肉を炙った「骨肉炙り450円」、酢味噌合えの刺身などがオススメです。
地元の方にとても人気の「残波」をはじめ、定番ものからちょっと珍しい銘柄までずらりと並んでいます。お気に入りの一杯を見つけてみませんか?
味噌屋がつくった骨汁専門店 まかない家
所在地 | 沖縄県宜野湾市真栄原1-14-11 |
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営業時間 | 11:00~15:00、18:00~00:00 |
定休日 | 水曜、日曜 |
電話 | 098-890-5056 |
URL | http://makanaiya.okinawa/ |
駐車場 | あり 場所(店向かいの専用駐車場5台) |
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